デザイン/設計・施工事例
オフィスの改装や移転、店舗の新築や改装、ビルの改装には、様々な理由があります。また、プロジェクトの 基本構想から工事完了に至るまでにも「ストーリー」があります。こちらのデザイン/設計・施工事例は、完成写真を羅列して掲載するのではなく、最終のデザ インに至るまでの背景や「ストーリー」などを紹介させていただいております。
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株式会社 エニグモ 様(インターネットビジネス/企画・開発・運営)
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■STORY
ミッションステートメントは「インパクトのある新しいビジネスの創造を通して社会に活力と楽しさを提供する。」
株式会社エニグモ様(以下、敬称略)は、2004年2月にこのミッションステートメント「インパクトのある新しいビジネスの創造を通して社会に活力と楽しさを提供する。」を掲げ、会社を設立し、最初の南青山にオフィスを構えました。
その後、次々と新事業を展開し、会社の成長と共に3度目のオフィス移転で、南青山1丁目の寿光ビルへ入居しました。
寿光ビルは千代田線乃木坂駅出入り口から0分という、交通アクセスがとてもいいビルです。
風水"的"要素と色彩心理学の要素を取り入れた、実験"的"オフィス。
エニグモの社風のキーワードの一つに"楽しく"があります。
今やあらゆる企業でこの、"楽しく"をキーワードにしています。しかし、多くの企業は、"楽しく"を、具体的な形にあらわれてこないことが現実かも知れません。
"楽しく"のウラに隠れた理由とは、ワーキング・ストレスの軽減は勿論ですが、コミュニケーションを活発にとって、ナレッジマネージメントの構築を促進させるなどがあります。
ワーカーの健康維持、知識や情報の蓄積など、企業にとって根幹となるほどの重要なことが"楽しく"の中にあります。
このミーティングルームのように、壁の1面を赤にして、活発な意見を戦わせたり(色彩心理〜赤:興奮、感情の高揚、情熱)、会議室の壁は青にして、冷静な決断をする(色彩心理〜青:冷静、慎重、誠実)などの試みをしました。
オフィスデザインの役割は、"見えない"企業理念や経営方針を「可視化」することで浸透させること。
オフィスデザインの役割は、「快適な環境で生産性を向上させる」「お洒落なオフィスで働くことで、モチベーションが向上して、業務の向上を図る」など、他にも多くの役割を持っていますが、一番大切なことは、"見えない"企業理念や経営方針を「可視化」して、ワーカーにアイデンティティをもたせることです。
額(がく)に「企業理念・・・・」と明記して掲げる方法が一般的ですが、それを文字以外の方法で"感じさせる"ことが出来るのはデザインです。
とくに、若い企業や急成長の企業など、若年世代の多い企業などは、こうした"デザイン"が受け入れられやすい為、今回のデザイン提案により自然と会社の理念が浸透していくと考えております。
1 | エレベーターを降りた地点からエントランスを望む |
2 | エントランスホール~シンプルにモノトーンでまとめられています |
3 | 社名サイン |
4 | リゾート気分で自由な発想を促すミーティングスペース |
5 | 黄色の壁の奥は社長室。コミュニケーションをとりやすくするために、社長室の壁の一部をガラス窓にしています |
6 | 大会議室~4面の壁のうち、1面を「青の壁紙」にしました |
7 | ミーティングルーム~4面の壁のうち、1面を「赤の壁紙」にしました |
8 | ミーティングルームのホワイトボードには「もっと簡単に考えれば?」とキャラクターのイラストの"楽しく働く"アイディア |
9 | 30秒砂時計を使って、時間を体積で感じる これも、デザインです |
10 | 執務室 |
11 | ビル外観 |
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