デザイン/設計・施工事例
オフィスの改装や移転、店舗の新築や改装、ビルの改装には、様々な理由があります。また、プロジェクトの 基本構想から工事完了に至るまでにも「ストーリー」があります。こちらのデザイン/設計・施工事例は、完成写真を羅列して掲載するのではなく、最終のデザ インに至るまでの背景や「ストーリー」などを紹介させていただいております。
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株式会社メック 様(医師国家試験・卒業試験・学年試験対策)
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■STORY
『求められる医師になるために』
を明るくオープンな空間がサポート。
今回のリノベーションの目的は、明るくオープンな空間づくりをするということです。
ポイントは、エントランスからのビュー。
それまでは、インフォメーションウォールが視界を遮るように設置されていたために、エントランスから内部(休憩サロン)を望むことは出来ませんでした。
インフォメーションウォールに内部へ導くように角度をつけて、インテリアカラーも明るくしました。
インテリアカラーは明るく、ゾーニング&レイアウトの工夫でオープンな空間。
明るく、オープンな空間を目指しました。
ホワイトからライトベージュとの間の色を使って、空間を成す天井・壁・床に配色しました。
こうしたことで、天井・壁・床が繋がり、空間に広がりが出てきました。
以前はアイボリーの壁にブルーグリーンの床でコントラストをつけていました。
壁と床にコントラストを付けることは、決して悪いことではありません。
規律や緊張感を持たせる空間づくりでは効果的です。
インテリアデザインは小さなアイディアと工夫の集合体。
インテリアデザインは小さなアイディアと工夫の集合体と言ってもいいのではないでしょうか。
とくに、今回の事例のように、移転ではなく現在のスペースの範囲の中で、既存のものを活かしながら、新たなイメージや魅力を引き出していくためには、デザイナーの感性と経験から導きだされるアイディアと工夫は不可欠です。
例えば写真8のように、既存の本棚の背後にある壁に色をウルトラマリンブルーの壁紙の変えるだけでそこに視線が注がれる効果が生まれます。
たったそれだけのことですが、これがデザインというものだと思います。
1 | 内部へ導くように角度をつけたインフォメーションウォール |
2 | 1のリノベーション前 |
3 | エレベーターを降りたところから見たエントランス |
4 | 3のリノベーション前 |
5 | 社名サイン |
6 | 休憩サロン、テーブル+チェア席とソファー席があります |
7 | 休憩サロン、コピー機やドリンクベンディングマシーン、資料も用意してあります |
8 | 資料棚、既製の資料棚の背景の壁紙の色を変えるだけで、視線を集める効果が生まれます |
9 | リノベーション前の休憩室 |
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